鬼門と上手く付き合う方法電話占いスピカ ゲートウェイ(spica gate way)


風水や陰陽道のことをよく知らないという方でも「鬼門(きもん)」という言葉は、耳にしたことがあると思います。縁起が悪いとか、相性が良くない場所や方角のことを「鬼門だ」などと言いますよね。
この鬼門は、字のごとく「鬼が出入りする方角」として、すべてにおいて忌み嫌う方位とされていて、それは「北東」になります。開運のためには、この鬼門のことをぜひ知っておきたいところです。そんなわけで、今回は鬼門についてご紹介します。

北東が鬼門になったわけ

北東が鬼門と呼ばれるようになったのには諸説あります。鬼門の語源はもともと中国から伝わったもので、「山海経(せんがいきょう)説」「匈奴(きょうど)説」「神異経(しんいきょう)説」などが有名です。
「山海経説」では、度朔(どさく)と呼ばれる山の頂上に、三千里も枝を広げた大きな桃の木があり、その北東にある門から鬼(悪霊・亡霊)が出入りしていると言われることから鬼門と呼ばれるようになったとされています。
「匈奴説」では、秦の始皇帝が、北東にいたとても強い匈奴などの遊牧・騎馬民族からの攻撃を受け「北東には鬼がいる」と、恐れていたからことで鬼門と呼ばれるようになったとされています。
「神異経説」では、「北東に鬼星の石室が三百戸あったが、門は共有してひとつだった。これを鬼門という」ということが書かれてあったため、北東を鬼門と呼ぶようになったとされています。
どの説も納得させられますが、ハッキリとは分かっていないのが実情です。

日本における鬼門

鬼門は、中国から伝わった考え方ですが、実は中国の風水では北東そのものを鬼門とはしていません。一方、日本では鬼門の方角を北東と定めています。この理由についても諸説あるのですが、日本では方位の吉凶を占う陰陽道が、平安中期頃から盛んになったことが要因に挙げられるでしょう。
陰陽道とは、自然界の万物は陰と陽ふたつの気で成り立っているとする陰陽説と、自然界の万物は「木・火・土・金・水」の五行から成り立っているとする五行説に基づき、日本で体系化されたものです。つまり、邪気を払うために方位の吉凶を占う陰陽道と、中国から伝わった鬼門という考え方が融合されたもの。そこで、凶の方位である北東を鬼門と呼ぶようになったのではないかと言い伝えられています。
そんな日本の都市建設には、鬼門封じの結界が張り巡らされているんです。有名なのは、東京の街づくり。現在の皇居(旧江戸城)を囲むように、格式高い神社が五芒星の形に配置されています。日枝神社、明治神宮、靖国神社、大國魂神社、東京大神宮がそれにあたり、これらを東京五社と呼びます。
東京スカイツリーが建設される頃、この結界が壊されるのでないかという意見もありましたが、実はスカイツリーは結界を強めるために建設されたとも言われています。日本は古くから、建築物を通じて鬼門を封じ、結界を張ることによって守りを固めてきたんです。

鬼門に配置してはいけないもの

日本において、鬼門には「表」と「裏」があると考えられています。北東を「表鬼門」、南西を「裏鬼門」と言うのですが、どちらも悪い不吉なものの通り道という考え方です。これを家相でいうと、表鬼門の方位にトイレやお風呂があるのは良くないとされ、裏鬼門にキッチンがあるのは良くないとされています。
この考え方には、北東は寒気や湿気が強い方位なので、衣服を脱ぎ着するトイレやお風呂場は体に負担がかかってしまい、南西は西日が当たって食べ物が腐りやすくなるからという、生活の知恵も根拠になっています。現在は、エアコンや冷蔵庫などがありますが、それでも季節によって気温の差はあるので共通して鬼門です。
一軒家において、鬼門の方位にある場所は物置にするのが良いとされています。窓や入口は作らずに、壁であることが良いとされているからです。もし、物置にするのが難しい間取りの場合は、和室にするのが良いでしょう。和室だと窓があっても、障子を付けると良いからです。
ただ、マンションやアパートなどの集合住宅では、敷地やスペースの関係上、どうしても鬼門にトイレやキッチンを配置せざるを得ない場合があります。そんな水回りの位置を変えるのは不可能ですから、対策が必要です。

鬼門対策.1

すでに、表鬼門にトイレやお風呂場がある場合でも、いくつか対策はあります。まず、鬼門は常に清潔で風通しを良くしていることが重要です。表鬼門にトイレやお風呂場がある場合は、掃除を欠かさずに風通しを良くしておくことで凶意が和らぎます。また、明るくしておくことも重要で、明るめの照明を設置したり、壁紙を明るい色にすることで鬼門対策になります。
裏鬼門にキッチンがある場合も、同じように風通しを良くし、湿気や臭いがこもりにくくしましょう。また、インテリアや内装を寒色系にしておくと、視覚的に暑さを和らげることになります。西日を遮るようにするのも効果的でしょう。

鬼門対策.2

鬼門が玄関にあたる場合は、植物の「柊」を置きましょう。トゲのある植物は、昔から魔除けの効果があるとされています。これは鬼がトゲのある植物を嫌うと言われているからで、鬼門に柊を置くことで鬼の侵入を防ぐことになります。邪気を室内に入れないようにできるでしょう。小さな鉢植えでかまいません。
また、南天の木も邪気を封じて払う力があるとされています。南天は「難を転じる」ものと言われていて、縁起物です。鬼門や裏鬼門にあたる方位に南天の木を植えると、鬼門からくる邪気を封じることができると言われています。
裏鬼門である南西は「土」と関わりが深い方位とされています。土物の器をインテリアとして飾ったり、鉢植えの植物を置いても良いでしょう。裏鬼門は、家庭円満に繋がる方位なので、しっかり整えるようにしてください。

鬼門対策.3

表鬼門である北東は、人生の変化を司る方位とされています。そんな鬼門には「カレンダー」を飾りましょう。カレンダーは、月日や季節の移り変わりを表すもので、表鬼門に貼ることで運気が上昇すると言われています。飾るカレンダーは、明るい印象を与えるものが良いでしょう。
ただ、鬼門にトイレがある場合はカレンダーは飾らないでください。トイレは風水的に陰の気を持っているので、その気がカレンダーについてしまい、未来が良くない影響を受けてしまいます。
また、表鬼門は「男鬼門」とも呼ばれ、男性に関わる方位ともされています。そのため、男の子が描いた絵を貼っておいたり、旦那さんや男の子の持ち物を置いておくと、その家の男性の運気が上昇します。

鬼門対策.4

鬼門には、魔除けとなるものや縁起物を置くのも効果的です。中国では、青龍や麒麟は魔を鎮める作用があるとされています。龍や麒麟の置物などを置いても良いでしょう。同様に、水晶やアメジスト、クラスターなどにも、凶作用を抑える効果があります。パワーストーンを持っている方は、一緒に置いてみてください。
また、厄除けや魔除け、浄化に効果があるとされているのは塩です。日本人には馴染みのある盛り塩ですが、塩は神聖なものとされ、神様へのお供え物ともされてきました。鬼門にこの盛り塩をするのも良いでしょう。ただ、盛り塩に使う塩は食塩ではなく、必ず天然のものにしてください。そして、盛り塩は毎日取り替えるようにしましょう。一日の邪気を吸い取った盛り塩を、そのまま置いておくのは良くありません。
そして、陰陽道では鬼門や裏鬼門からくる厄災を鬼門封じのお札で封じる方法もあります。現在では、神社でも厄封じのお札がいただけますので、氏神様からいただいてくるのも良いでしょう。現在住んでいる土地をお守りしてくださる氏神様に、土地と家族の厄除けをお願いして、いただいたお札は必ず人の目線より上になるように貼ってください。絶対に神様の目線より下の位置になるような場所には置かないように。

以上、鬼門についていろいろとご紹介してきました。
鬼門は、文字のイメージで良い印象がなく、恐ろしいもののように感じられますが、正しく理解しておけば開運にも繋がる方位です。これまで間違った配置をしてきたという方は、ぜひ参考にしてみてください。